対象者
下記の障害者手帳の交付を受けている方で、旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に第1種または第2種の記載のある方が対象です。
- 身体障害者手帳
- 療育手帳(自治体によって名称が異なる場合があります)
- 精神障害者保健福祉手帳(2025年4月1日以降)
割引率等については、公式サイト等をご確認ください。
たぶん、このページをご覧になる方は、かなり検索している方だと思いますので、基本的なことは省略しております。
JRだけでも、地域ごとに予約サイトがいろいろありますので、まとめてみました。
私鉄・バスはまた気合が入れば書きます…。
まとめ
| 新幹線 | おすすめ障害者割予約サイト |
|---|---|
| 北海道新幹線 東北新幹線 秋田新神瀬 山形新幹線 上越新幹線 北陸新幹線 | えきねっと「新幹線eチケット(障害者割・トクだ値)」 |
| 東海道新幹線 山陽新幹線 九州新幹線 | (~2026年10月) JR東海エクスプレス・カード +エクスプレス予約「e特急券」 +e5489「乗車券」 (2026年10月~) JR東海エクスプレス・カード +EX予約サービス 身体障がい者割引・知的障がい者割引 |
| 西九州新幹線 | JR九州インターネット列車予約「乗車券なしの予約」 +JR九州インターネット列車予約「割引乗車券の予約」 |
| 在来線特急・指定席 | おすすめ障害者割 |
|---|---|
| JR北海道 JR東日本 | えきねっと「在来線チケットレス特急券、在来線チケットレス特急券(トク割)、在来線チケットレス座席指定券」 +えきねっと「乗車券のみ」 |
| JR東海 JR西日本 JR四国 | e5489「チケットレス特急券or乗車券無し」 +e5489「乗車券のみを予約」 |
| JR九州 | JR九州インターネット列車予約「乗車券なしの予約」 +JR九州インターネット列車予約「割引乗車券の予約」 |
| 障害者用ICカード対応地域 | ICカード名称 |
|---|---|
| JR北海道 | 障がい者用Kitaca |
| JR東日本 他私鉄等 | 障がい者用Suica 障がい者用PASMO |
| JR東海 | 障がい者用TOICA |
| JR西日本 JR四国 他私鉄等 | 特別割引ICカード |
| JR九州 | 障害者用SUGOCA |
障害者用ICカードは、旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄が第1種の方を対象としていますが、各発行事業者により使用方法が異なりますので、公式情報を十分に理解したうえでご使用ください。
従来どおり、みどりの窓口や券売機等でもJRの特急券・乗車券が発売されていますが、事前に予約できること、割引率が高いということを主眼としてまとめています。
JR東日本「えきねっと」
えきねっとに登録後、マイナポータルを経由して身体障害者手帳または療育手帳の障害者手帳情報を登録することができます。
精神障害者保健福祉手帳による割引については、マイナポータル上で、「旅客鉄道株式会社旅客運賃減額区分」がまだ対応できていないためとされていますが、2026年6月14日にマイナポータルで対応されましたので、今後、精神障害保健福祉手帳もえきねっとに対応されるものと思われます。
→2026年7月31日14時から、精神障害者保健福祉手帳も対応開始になると発表されました。
対応されるまでは、JR東日本の駅のきっぷ売り場(みどりの窓口)または指定席券売機での購入となります。
東海道・山陽・九州新幹線「エクスプレス予約」特急券のみ
JR東海エクスプレス・カード
障害者手帳の交付を受けている方は、エクスプレス予約ができる「JR東海エクスプレス・カード」(通常年会費1,100円)を年会費無料で発行することができます。
(もちろん、カード入会の審査はあります。)
エクスプレス予約では、「e特急券」で「東海道・山陽・九州新幹線」の特急券を予約することができます。
ただし、このe特急券は、2027年3月31日乗車分をもって終了することになりました。
乗車券もセットで購入した方が利便性が高いからだと思います…。
2026年秋以降(10月1日~)
e特急券の発売終了に伴い、乗車券と特急券がセットとなった障害者割引商品の発売を予定しているとのことです。
2026年秋以降に「エクスプレス予約」及び「スマートEX」の会員(※)に対し、障害者割引商品(乗車券・特急券の効力が一体)の発売を予定しています。本商品は身体障害者手帳または療育手帳(いずれも旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に第1種又は第2種の記載のあるもの)の交付を受けている方を対象に、マイナポータルから取得した手帳情報をもとに発売します。
これまで、「e特急券」と駅窓口で購入した「身体障害者割引」「知的障害者割引」の乗車券を組み合わせてご利用いただいていたお客様も、本商品の設定により、ネット予約にて駅窓口に並ばずにお求めいただけます。
詳細につきましては、決まり次第、別途お知らせいたします。
(※)法人モデル会員及び訪日外国人向け「スマートEX」会員は除きます。
【2026年9月4日更新】
上記「乗車券と特急券がセットとなった障害者割引商品」の詳細が発表されました。
販売開始:2026年9月15日(火)より通年
利用期間:2026年10月1日(木)より通年
「EXアプリ上で、「旅客鉄道株式会社旅客運賃減額」欄に「第1種」または「第2種」の記載がある手帳情報を登録した会員に限り発売」とありますので、障害者手帳の登録には、EXアプリをダウンロードする必要があるもようです。
詳しい登録方法等は、まだ発表されていませんが、使いやすいサービスになればありがたいです。
「エクスプレス予約」と「スマートEX」の違いは、下記のとおりです。
正直なところ、乗車までに日数があるのであれば、JR東海エクスプレス・カードを取得した方が安くなりますし、年会費もかかりませんのでおすすめです。
| エクスプレス予約 | スマートEX |
|---|---|
| 年会費1,100円 JR東海エクスプレス・カードで手帳所持者は無料 | 年会費無料 |
| 対象クレジットカードで入会申込 | お手持ちのクレジットカード |
| スマートEXより安い | 窓口より安い |
JR西日本「e5489」乗車券のみ
JR西日本は、山陽・北陸・九州新幹線やJR東海・西日本・四国の在来線特急等を予約できるサービスです。
乗車券のみの場合に、障害者割を使用することができます。
エクスプレス予約でe特急券が予約できても、乗車券はみどりの窓口で購入するのが面倒…という方は、このe5489で障害者割引を適用した乗車券を購入するという方法を使用している方も多いのではないでしょうか?
エクスプレス予約が、乗車券と特急券がセットになった障害者割引商品の発売を開始すると、使用頻度は減ると思いますが、それでも在来特急券等を予約する可能性がある方はまだ使用されるこ都になると思います。
JR西日本・四国「特別割引ICカード(精神以外の第1種のみ)」乗車券のみ
関西圏にお住まいの方は、ご存じの場合も多いと思います。特別割引ICカード。
- 対象
- 旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄の区分に「第1種」と記載された身体障害者手帳または療育手帳の交付を受けている方
- 対象公共交通機関
- スルッとKANSAI協議会加盟のICカード取扱事業者及びスルッとKANSAI協議会が別途認める特別割引用ICカード取扱事業者
- JRは、JR西日本と四国のICOCAエリア(亀山駅を除く)
- 使用方法
- 事前に取扱事業者の駅窓口(駅長室)等で申請書を入手し、必要書類を郵送します。
- ICカードが送られてくるので、切符券売機等で現金チャージして使用すると50%割引となります。
- 使用する際は、鉄道は片道営業キロが100kmを超えない場合、介護者が必要な場合もありますので、よくご確認いただきますようお願いいたします。
- ICカードの場合、200kmを超えると窓口精算が必要な場合もありますので、新幹線との併用はあまり現実的ではありません。
100kmを超えなくても、神戸新交通(ポートライナー・六甲ライナー)については、本人単独乗車が認められています。
番外:JR四国「スマえき」乗車券のみ
JR四国線全線・土佐くろしお鉄道線全線で利用です。
ミライロIDと連携することでマイナポータルと連携しなくても使用できる特長があります。
ただし、乗車券のみですので、JR四国~JR西日本~JR東海でも使用できるe5489に軍配が上がりそうです。
個人的な感想
グループ会社なら一本化してくれ…と思うのは私だけでしょうか?
特に、障害者用ICカードだけでも地域ごとでしか使えず、どこの鉄道・バスは使えるか、旅行先・帰省先で使えるか、100キロを超えるか、200キロ以内か…など、パニックになる要素満載です。
福岡エリアは、JRの障害者用SUGOCA、西鉄系の障がい者用nimoca、福岡市地下鉄の割引「はやかけん」など路線によって使い分けが必要という、使いづらい条件がどんどん積み重なっている状態です。
熊本県の鉄道・バス事業者で、全国共通交通系ICカードの取扱いをやめて、「くまモンのIC CARD(熊本地域振興ICカード)」とクレジットカード決済に対応するという状況が報道されたこともありましたし、国土交通省・厚生労働省の方、国会議員の方…障害者等の移動手段に関する統一規格をそろそろ決めていただいて、合理的配慮をお願いします…。
あと、使用している障害者用ICカードが、現金チャージだけなのも地味に面倒です…(不満だらけですみません)。
あくまで一障害者としての個人的な感想です。
当事務所は、網膜色素変性症により障害年金を受給している当事者社労士による、視覚障害・障害年金専門の社労士事務所です。
障害者手帳については、お取り扱いできませんので、お住まいの市区町村の障害福祉担当にお問い合わせください。




